2007年12月31日

今年の読書振り返り〜ベスト・オブ・マイ・ブック2007

昨年は本家25pesoのほうに今年の読書振り返り&ベスト・オブ・マイ・ブック2006として書いたのだが、今年は読書ノートがあるのでこちらでやる。
1年を振り返るってことは、まあ、過去を振り返ることはとても大事なことで、振り返らずに、とかっていう歌の歌詞もあるけれど、振り返って記憶を新たにしておかないと記憶力のない僕なんかは本当にそのまま根無し草。

ということで振り返るのだが、なにせこの読書ノートには再読したものも混ざっていて、今年本当に新しく読んだのだったか、一応別に読書記録を作っていたが、最後のほうは記入漏れもあるのではなかろうかしらん。

とりあえず、今年読んで、よかったよこれは、という本をピックアップしておこうと思う。
今年出版された本で、とかでできると出版業界なんかのタメになるかと思うのだけれど、ただ単に「僕が今年手に入れて読んだ本」というだけなので、ただの自己満足です。

全体的に漫画を読みまくった。
安易な読書です?
でも、それなりの収穫はあった。

去年よりは読んだ活字の数は増えたし、まあましになってきたんじゃないかな。
総数として新しく200冊くらい読んだ。
来年は、漫画も入れるなら300冊くらいはいきたい。

<ビジネス>
0109『TIME HACKS!』がよかった。このシリーズはやっぱりよかった。Hacksということにはまったなあ。
次点:0170『バターはどこへ溶けた?』

<教育>
0075『コミュニケーション力』が良かった。いろいろなことを学んだ、考えた。

<エッセイ>
0010『見えない誰かと』が良かった。
教師で小説家。夢をもらった。0066『ありがとう、さようなら』よりは、やっぱり最初のインパクトで前者を選ぶ。
次点:0038『誰にでもできる恋愛』。風俗嬢とのメールのやりとりを収めた0014『世のため、人のため、そしてもちろん自分のため』よりは、『誰にでも』のほうが。龍氏のエッセイは、刺激的で、時々読んでおく必要がある。

<小説>
『陰日向に咲く』
案外面白かった。未投稿。そのうち。
相変わらず小説を読んでいない。ちょこちょこかじっては読み棄てたり、短編をかじり読んでいたりはするのだが。
来年の目標:小説を読む。

<漫画>
悩む。
新しく出会った漫画家さんたちが多い。
4つ選んじゃえ。
『預言者ピッピ1』(未完成のため未投稿)
0207『少年少女漂流記』完成度高い。面白い。
『鈴木先生』未完成のため未投稿。教師として、身につまされて、時々直視できない。現在3巻まで。
0002『ちひろ』いやあ、全体として面白いやら深いやら。

以下、次点。
『小さな世界』この人の不思議な世界はいい。
『カワイコちゃんを2度見る』ゾンビ好き。
『地下鉄の風の吹かれて』南Q太さんの進化ぶりはよいと思った。
『蠢動』けっこう地をはう漫画を描かれますが、もう描いてないのかな?
『泡日』うまい。
『黄色い本』独特のほのぼのさ。
『不安の種』不安、ということを教えてくれた。
『おやすみプンプン』浅野いにお、面白い。シュールさもいいのだが、まだ1巻だし。

 ***

ああそうだ、各カテゴリーで現在の「この1冊」を選ぶのも楽しいかもしれない。
ということで、各カテゴリー内のこの1冊2007年現在。

小説:0100『海辺のカフカ』
総合的に見て『カフカ』はやっぱり面白い。

教育:0075『コミュニケーション力』
コミュニケーションということは、今のとこ大きい。

英語:0020『海外経験ゼロ。それでもTOEIC900点』
すごくモチベーションを与えてくれたし。

創作:0040『書きあぐねている人のための小説入門』
この本は深いし影響が大きかった。

ビジネス:0174『3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知』
いいことがたくさん書いてある。題名だけでも優れている。

整理法・手帳・書斎:0102『思考の整理学』
このエッセイはためになる。

哲学:0082『孤独であるための レッスン』
この本はすごく好きです。

マンガ:0030『夕凪の街桜の国』
選ぶのが苦しい!
でも、テーマ的にもこの漫画を選ぼう。

エッセイ:0187『ダーリンは外国人』
国際的。

写真集:0216『寂しい国の殺人』
posted by B&M at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 管理者日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0216『寂しい国の殺人』

★★★★4
寂しい国の殺人
寂しい国の殺人
村上 龍

ヌードの合成写真みたいなビジュアルと、テキスト。
写真はかなりクール。エロティック。現代的。

村上龍氏は『インザ・ミソスープ』を、神戸の14歳の殺人事件の時期に重なって連載していた。
いろいろな意味で、時代とシンクロしてきた作家だ。
写真の異様さと相まって、すごく迫ってきた覚えがある。

 役に立てなくて悪かったな、とわたしは言ったが、お前自身に危機感がないから娘は聞こうとしないんだ、と内心では思っていた。子どもは親のことを見ている。生き方を見ているのだ。生きていく姿勢、日常的に示す価値観をじっと眺めている。日頃危機感を示していない親が、「危機感を持て」と言っても、子どもにはまったくリアリティがない。(p78)
posted by B&M at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0215『海が鳴く時』

★★★3
海が鳴く時
海が鳴く時
六田 登

フルカラー漫画。
クラゲ、というところで、村上春樹氏の『ねじまき鳥クロニクル』を思い浮かべた。
連作短編集。

はかない。悲しい。
読後感はさびしい。
けっこうキます。

「ねェ行、
もしこのカオスが人間の本質だとしたら、
人間なんて本来無秩序でグチャグチャして、
境界線のない
なんの意味もないものかもしれないわね・・・」
posted by B&M at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0214『カメレオン・アーミー』

★★2
カメレオン・アーミー (FC gold)
カメレオン・アーミー (FC gold)
安野 モヨコ

0054『エンジェリック・ハウス』や『働きマン』などの安野モヨコ。
0068『監督不行届』では夫の庵野氏との生活を描かれている。

短編集。
あとがきで作者が「文庫になると思うなよー」と書いているが、その通り、まだ文庫にはなっていないようだ。
ならないかもしれない。
習作、といった感じ。

俺・・・
おまえがこわかったんだ・・・
posted by B&M at 23:07| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0213『泡日』

★★★★4
泡日
泡日
高浜 寛

古谷兎丸さんが、帯で「高浜寛の描写力には嫉妬すら感じます。この漫画泣きます。」と書かれていた。
なんというか、コンピュータを使ってらっしゃるのだろうか、でも確かな画力の上に成り立っていて、漫画自体の持つ空気感なんかも、良質の日本映画、岩井俊二とか、そういうのを見ているみたいな、そういう完成された形式みたいなのが感じられて、いい漫画だと思いました。
なんというか、登場人物への愛情みたいなものが、ひしひしと伝わってくるんですよね。
温かい漫画です。
こういう形でなら、コンピュータを使うのは正解。

巻末に山日記収録。

「君のいない東京は 人も車も不要に溢れて」
「豚骨ラーメンの便所みたいな臭さはリアル過ぎるほどリアルなのに・・・」
「僕にとってはまるでCGで作ったポリゴンの街みたい」
「帰って来て欲しい」
「そして何より とにかく 生きていてくれ 陽子も本気で心配しています」

MY LIFE WITH Kが公式ホームページのようで、この頃ダビッド・べーの『大発作』を読まれたそうで、フランスに造形の深い方のようだ。
この分厚い本、僕も読んでますが、放り出してます。
そのうち、そのうち・・・。
にしても、この人も「読み込み」家だなあ。オタクだなあ。そういう人が好きだ。ただの大食漢?そうともゆー。
いろいろトリビュートしてる先があるんだろうけど、僕はあまりわかってない。。。

こういうもののおもしろさがわからず、「おもしろくなーい」と言うのは無知の露呈で、なんでもかんでも楽しんでしまえる人って、ある意味で頭がいいのだろうな、と思う。
僕のキャパは狭いよ。今広げてる途中。

高浜寛「凪渡り 及びその他の短篇」 : 小心者の杖日記さんとこで紹介されている短編集なんかも読んでみたい。

Amazon.co.jp: 高浜 寛: 本を見ると、初期短編集も新装版で発売されていて、才能がある人なのだろうなあと思いました。
posted by B&M at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0212『日本の兄弟』

★★★★4

日本の兄弟 (Mag comics)

日本の兄弟 (Mag comics)

  • 作者: 松本 大洋
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 1995/10
  • メディア: 単行本



『ピンポン』や『鉄コン筋クリート』の松本大洋。
この人の独特の太い線の絵、白っぽい絵、でもすごい。
はかなさというか、淋しさではないな、なんというか憂いが常に絵の裏にあって・・・
ほんとうに、独特の空気をかもしだすんです。

全体的に、何が描かれているのかわからない。
わからないけど、もう、そこは松本ワールド。
それで成立してしまう。
それでいいじゃない。

「光を創るなっ
 誰が許したっ
 誰がっ」
posted by B&M at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0211『1時間の仕事を20分で終わらせる―ダンドリ上手になる技術』

★1
1時間の仕事を20分で終わらせる―ダンドリ上手になる技術
1時間の仕事を20分で終わらせる―ダンドリ上手になる技術
秋庭 道博

さほど目新しいことは書かれていなかった書。

まずはトイレに行きなさい

ただ、上記引用の言葉だけは心に残った覚えがある。
大型判のイラストも豊富な時間術などの本に重要な点は吸収されてしまったような本。
別に文章にそれほどの味も感じないので、そちらのほうでいいかと思った。
posted by B&M at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0210『「超」勉強法 』

★★★3
「超」勉強法
「超」勉強法
野口 悠紀雄

「超」整理法、「超」整理手帳で有名な野口氏の名前を最初に有名たらしめたベストセラー。
ちょうど僕が中学生だった頃に売れた本じゃなかったか。
自分で買ったか、もらったかした。
この頃から「コーヒーブレイク」なんかを挟み、本編事態は至極論理的で、方法論を追求している。

英語の勉強法で、丸暗記ということがあるが、中学校レベル、特に中1レベルなら、積極的に生徒にさせている。

自分の方法本を考える契機になる、いい本。

文庫版:
「超」勉強法 (講談社文庫)
「超」勉強法 (講談社文庫)
野口 悠紀雄
posted by B&M at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0209『夢をかなえる勉強法』

★★★★4
夢をかなえる勉強法
夢をかなえる勉強法
伊藤 真

自分にはまだまだ知らないことがある。そういう健全な謙虚さが必要である。

著者は、司法試験界のカリスマ塾長らしい。
ゴールを定め、それに向かっていかに勉強するか、をわかりやすく、熱く語ってくれる。

25pesoでこの本について書いた記事
posted by B&M at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0208『ノーサンキューノーサンキュー』

★★★★4
ノーサンキューノーサンキュー
ノーサンキューノーサンキュー
土田 世紀

5編中、4編がふたりの男に焦点を当てたもの。
バカとキザ、金持ちと貧乏みたいな。
それらの対比を重い画質で描く。
井上雄彦氏とか、『課長島耕作』の弘兼憲史氏みたいな、大人な絵だ。
土田氏はこの頃『夜回り先生』の絵を描いているみたい。

間に挟まれる「土田、自作を語る」はけっこう面白かった。

小人物にかぎってスケールのでかいやつを自分のモノサシに収めて安心しようとすることがあるじゃない、そればかりか「バカ」「愚鈍」あつかいしたりするよなぁ、(p47)

落ち込んでいるとき、ダメな自分にフォーカスしてもいっこうに事態は改善などしないけれど「オレなんかもう」「オレさえ居なければ」のまんま、じっとり廃油みたいな気分で描きました。(p164)

ふたりの男、の話ではない、委員長登場の異端の4編目はなかなかの社会派(?)。

「知らなかったわ。絶滅危惧2類のニガミチドリがこの島にいるなんて。この海岸の独特な気候と地形が貴重なのね。」
「ニガミチドリは貴重だよ、地元の俺達でも食えるのは正月だけだもん!」
「見てよし煮てよし焼いてよし・・・ニガミチドリは品下市自慢のひとつだよ!」
posted by B&M at 14:17| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月30日

0207『少年少女漂流記』

★★★★★5
少年少女漂流記
少年少女漂流記
古屋 兎丸,乙一

巻末の対談で「中2病」という言葉がお二人の間で出る。
古屋:なんかこう、満たされない思いを妄想で補っているような。(巻末特別付録より)

少年少女の危うさみたいなものが見事に表現されていて、僕は、この作品が大好きだ。
過去の自分、そして、今目の前に見ている生徒たちのために。

ストーリー、画のうまさ、どれをとっても一級品。
展開、プロットもいいが、やはり古屋氏の描写力はすごい。
神話的な美術モノと女子高生とオタク系が好きなんだろうけれど、まあともかく絵がうまい。
そして、乙一氏の話の持っていきかた、語りもいい。
持ってくるディティールなんかもいい。
カバーも特別で、豪華な一冊。

「負けてられないのよ お菓子帝国軍!!」

過去に25pesoで紹介しました:
25peso『少年少女漂流記』
posted by B&M at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0206『キャンディーの色は赤。』

★★★3
キャンディーの色は赤。 (Feelコミックス)
キャンディーの色は赤。 (Feelコミックス)
魚喃 キリコ

相手なんか誰でもよかった。
だってどうせ、
みんな何かは持ってるけど
みんなどっか欠けてるし。

誰だっていい、アンタでいいよ。(「夜、一瞬ひとりぼっちじゃないこと。」)

表紙はシンプルだが良い。
ほんとうにこの人の漫画は一コマ一コマが写真みたいだ、と思った。

現在の最高の表現手段は映画だ、とこの頃考えている。
映画には漫画も小説も音楽も入っている、モンスター・芸術だ。
セリフや字幕が過剰になると小説的になるし、静止画を多用すれば漫画的にもなる。
音楽はじゃんじゃん流れる。

それでも、何ものかに特化することで得られるものもある。
『人は見た目が9割』には、漫画は白黒のほうが読みやすい、と書かれてあった。カラーページは情報量が多過ぎて流れるようには読めない、とのこと。
なるほど、なんらかに特化したほうがいい場合もあるかもしれない。
際立つ、ということ。

当時その映画を熱狂的に愛した友人たちは今はもう、
遠い横浜に住んでいたり
静岡の実家に帰ってしまっていたり、
忙しかったり。
連絡がとれなかったり、 とらなかったり。(「13年間。」)

魚喃キリコさんの漫画は、何かを際立たせている。
それは生々しい感情みたいなものでもあるし・・・。
ただ、この作品集では、もうそれはそれほどでもないような気がした。
線のタッチを変えて、何らかの脱皮をしようとしている影は見えるのだが、残念ながら、まだそれは完全にはなされていない。
脱皮するアーティストは常にどこかで道に迷う危険性を秘めている。
そのままどこかへ行ってしまう場合もある。
魚喃さんの次回作はなんだろうか。
うつが、 なおってゆく。(「こうふく。」)

そう言えば、タイトルに「。」がつくものばかりだな。「モー娘。」みたいなもんか(←ちがうと思う)。
posted by B&M at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0205『げんしけん』

★★★★★5
げんしけん (1)
げんしけん (1)
木尾 士目

オタク物語の名作。
自らオタク文化を創作し、メタにメタを重ね、自虐ネタ、四コマ、アニメ化、そして同人誌でも活躍、
物語の面白さ、セリフの面白さ、キャラクターのたちかた(キャラ立ち)、絵柄、どれをとっても最高。

「でもセンスなんか悪くてもいーんだよ。どうせ磨かない限りは良くなんないし。最初はダメでもさ。
もちろん私はボロクソ言うけど。
今みたいに何も考えてない服じゃ、私も言いようがない。
評価の対象にならない。
トータルで自分で選んだ物で身を固めたら、そこで初めて評価を下してあげる。」(第5巻p36)

キャラクターが多く、その誰もが魅力に満ちている。
「場」を描くのがものすごくうまく、サークル文化というか、そういう人が集う場所が描けていると思う。
上記引用した回に、マダラメが「食われた」と隅っこでつぶやいたりする、ああいうところは天才的。
読みやすい絵柄で描かれており、大学時代を思い出して切なくなる。
自分もオタクなんだ、オタクでもいいか、と思わせてくれる。

全9巻。
posted by B&M at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0204『五年生』

★★★★★5
五年生 (1)
五年生 (1)
木尾 士目

前作0203『四年生』の続編。
遠距離恋愛や就職や三角関係や、物語を生み出す要素がふんだんに取り入れられながら、主人公達の語りだけ、というようなシチュエーションドラマ(というのかな)みたいなのから、長いものへと移行が見られる。
絵ももちろんうまくなっていて、アングルなんかもかなり考えてきている。
キャラクターを立ち上がらせていく技術なんかも向上していて、次回作『げんしけん』にのびていくのがわかる。

差別心というのは人間の基本的感情(喜怒哀楽と同じ)で無くなるはずはないとても自然なものである事
もうひとつは皆が(「個性を伸ばす教育」のはずが)無効性で
だからこそ差別せずにはいられないのだという事(人を差別すると同時に自分を差別化するのだ)
平等はありえない
それをしっかりと理解した。(第4巻末ヨシノのサイドストーリー「わかったところで対して意味の無い事」より)

個人的に影響が濃いし、もうある程度完成されているので、もう星5つ。
全5巻。
posted by B&M at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0203『四年生』

★★★★4
四年生 (アフタヌーンKC)
四年生 (アフタヌーンKC)
木尾 士目

別に『四年生』だから星4つってなわけではなく、デビュー作0202『陽炎日記』からだんだんと増やしていこうと思ったわけです。
アキオとヨシノの恋愛模様。
やっぱり登場人物たちは語ります。
「やっかいな女に惚れちまった
でもやらせてくれる女はアイツだけだし」

(ここだけ引用するとなにか与える印象が違う気がしますが、まあ引用なんてそんなもん。)
多分に影響された作品。
絵も構成もだんだんうまくなってきているのがわかります。

作者さんのあとがきも見物です。(『陽炎』にもありますが。)
posted by B&M at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0202『陽炎日記』

★★★3
陽炎日記 1 (1) (アフタヌーンKC)
陽炎日記 (アフタヌーンKC)

陽炎:春,晴れた日に砂浜や野原に見える色のないゆらめき。はかないものの例え。

デビュー作を含む短編集。
いやー、青い、青いなー。
真っ向勝負って感じ。
セリフが長い。
すごく哲学っぽく、熱く語っている。
大学時代を思い出して、切なくなる。
だから、たまにしか読めない。
今回も、さらっとだけ、さらっとだけ読み返した。
マジメに読み始めると、しんどかったりもする。
当時のことも思い出すしね。
でも、僕はこの人の作品を確実に好きだ。
男性の作家さんだし、考え方などはすごく影響されているかシンクロしている。

友達とか恋人とかね
選ぶ余地はそれほどないんじゃねーかってこと
大学来て友達できて親友になったとしても・・・
もし別の大学行ってりゃ別の親友作ってたわけだろ?

また「たまに」開こう。
posted by B&M at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0201『6番目の世界』

★★★3
6番目の世界
6番目の世界
福島 聡

星4つくらいかな、と思ったのだが、画の未完成さとかから最も安易で安全な「星3つ」つまりフツーというやつに落ち着かせる。
そのうち分布図も作らなければ。
星5つって、今何冊くらいあんだろう。
で、かねてから企んでいた、「検索」をかけてみる。
そのために数字だけじゃなく、星と数字を並べたのだ。

25peso読書ノート検索結果

おお、5つ星は25冊か。
25という数字には弱い。齢(よわい)、25歳なもので。

この時期はいろいろな意味でハングリーでアングリーでした。
拳を振りあげてみても暖簾に腕押しだったりとか。
とりつく島が沈んでたりとか。
けんもほろろだったりとか。(UFOに関するあとがき より)

6番目の世界というのは、五感によらない6つ目の世界という意味だろうか。
まあ、そういうSFチックな、ファンタジックな面を持ちつつ、でも、この作品群はなかなかシュールで、味がある。
絵は神経質で、繊細で、大友さんなどが切り取るような人間の動きの中途半端な部分、漫画だけが表現できるその瞬間を切り取っている、というと言いすぎだろうか。
読み終えるときに不思議な感覚になる絵だ。
こういう絵を描く人は増えてきていると感じるけれど、それなりにこの人も才能がある。
おやじや男の醜さを描かせるとうまい、と思う。
他の作品を買って読もうという気にはまだなっていないが、縁があったら、また会いましょうという感じ。
posted by B&M at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月27日

0200『夜の街』

★★2
夜の街
柳沢 きみお

夜の街のあるバーを中心に。
大人のさもしい男たちのおとぎ話。

もうすぐ春か。
若い時は春が嬉しかったが
今は何も感じない
歳をとるとは淋しいものだ
posted by B&M at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0199『バカの壁』

★★★3
バカの壁 (新潮新書)
バカの壁 (新潮新書)
養老 孟司

流行語にもなったバカの壁。
つらつら話されても面白いのが養老さんの話。
それが軽く新書になったもの。
非常に読みやすいし示唆に富んでいる。

結局われわれは、自分の脳に入ることしか理解できない。

確固たる裏付けやデータというものを用いた専門的なものではないかもしれない。そういうあやふやな本を嫌う人もいる。が、こういう新書も、あっていいと、僕は思う。
まあ、時代の流れか、社会がカリスマ性を備えた先駆者たちを求めているのか、データとか理論とか、そういうことではなくて、話全体の雰囲気みたいなものでぐいぐい引っ張ってもらえるものを、人々は求めているのかもしれない。
それはK首相の改革のように、あるいは口先だけみたいなものなのかもしれない・・・。
そこらへんはよくわからない。(ことにしておこう。)
posted by B&M at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0198『哲学の謎』

★★★★4
哲学の謎 (講談社現代新書)
哲学の謎 (講談社現代新書)
野矢 茂樹

──けっきょく、共同体なきところに規範はない、と結論してもよさそうだな。

 というよりもむしろ、大人と子供と言うべきだろう。成熟した者として共同体の内にいる大人と、未熟な者としてまだ共同体の外にいる子供。そして、外から内へと向かう境界線においてこそ、規範は生まれてくる。つまり、ときどき調子をはずすがおおむね大人の反応の仕方を身につけていく子供がいるから、その誤解をただして修正し教育する場面が生じ、そこで規範的な力が働くことになる。そうして、大人たちの一致団結した気紛れに子供たちは同調していかねばならず、どうしても同調できない場合には切り捨てられる。

ふたりの哲学問答。
哲学に関しては、わかりやすく、興味深い、ということがとても重要だと、頭の回転の悪い僕なんかは思うわけだが、そんな僕にうってつけの本だった。
posted by B&M at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0197『あのころ、白く溶けてく』

★★★★4
あのころ、白く溶けてく―安永知澄短編集
あのころ、白く溶けてく―安永知澄短編集
安永 知澄

0047『やさしいからだ』0090『わたしたちの好きなもの』の安永知澄のデビュー作が収録された短編集。
今、安永氏はどこぞの雑誌で新連載をなさっているが、それも結構「異様」で、まあ、すごい。
異端なわけだが、かけがえがない。

「白い本」という、デビュー作らしい作品に、はじめから見られる衝動みたいなものはすごい。
才能がある人は違うなあと思う。

ひとつだけ、テイストの違う作品がある。
デビューして間もなくて、いろいろなことを試していたのかもしれない。
以下がその作品「ももこの禁止生活」のひとくだり。

そう
あたしには実体験で得た自信というものがない
あたしは知識からくる行動を禁止して
自分の基本を見つけることにした(p98)

posted by B&M at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0196『The Spirit of Wonder』

★★★★4
The Spirit of Wonder 1 (1)
鶴田 謙二

SF青春漫画みたいな。
宇宙に魅せられた人たちの、ひたすら夢を追いかける漫画。
読んでいて気持ちがいい。
女の子かわいい。
人物たちのクセというかが際立っている。
この人の漫画は、なんというか、宮崎駿みたいな、なんというか。
エヴァの庵野さんも好きだとか、なんかの帯に書いてなかったか?

ブレッケンリッジさん出てくるあるね!
居留守つかうよくないよ!
さあ今月の家賃すぐ払うねっ
(どんどんっ)
そうかそっちがその気なら
わたし考えあるねっ!
(ぎくっ)

「チャイナさんの憂鬱」は好きだ。
こういう人をツンデレと呼ぶのだろうか。
ほろり切なくなります。
元気なチャイナさんも、もちろん好きだ。
posted by B&M at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0195『ダーリンの頭ン中』

★★★★4
ダーリンの頭ン中 英語と語学
ダーリンの頭ン中 英語と語学
小栗 左多里,トニー・ラズロ

0187『ダーリンは外国人』の姉妹書。
こちらは「英語と語学」というサブタイトルが示すように、言葉や文化についての差異などのことが詳しく書かれ、こっちも英語教師としては見逃せない。

「テンションって張られる状態のものでしょ?」
「張られる?どういう意味?」
「だってテンションってさあ・・・」
posted by B&M at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0194『ブッタとシッタカブッタ』

★★★3
ブッタとシッタカブッタ (心の運転マニュアル本)
ブッタとシッタカブッタ (心の運転マニュアル本)
小泉 吉宏

何度か紹介してきた小泉さんの、「心の運転マニュアル本」。
ほのぼのブタのブッタがいろいろなことを思いふけります。

実はみんなみんな心の中に悩みをかかえている
「なんでオレの悩み聞いてくれないんだよ!!」
他人のことにかまってられないのはあたりまえなのに・・・
posted by B&M at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0193『しろいくも』

★★★3
しろいくも
岩岡 ヒサエ

やわらかい絵のタッチで描かれる、絵本みたいな漫画。
あたたかい。

「ダメ人間、やりたいことがあるんだろ?」
「・・・そうだ。面白いことを沢山探そう。くだらないこと山ほどして・・・」
くだらないと言われるかもしれないけど・・・文章書いて──(p157)

ちょっとファンタジックなところもある、ほのぼのとした、ちょっと切ない漫画でした。
posted by B&M at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0192『わにとかげぎす』

★★★3
わにとかげぎす(1) (ヤングマガジンコミックス) [コミック] / 古谷 実 (著); 講談社 (刊)
わにとかげぎす(1) (ヤングマガジンコミックス) [コミック] / 古谷 実 (著); 講談...

筋トレはいい!!
何がいいってタダなのだ!!
そこがいい!!

孤独な男が気付いた孤独。
ともかく古谷さんは絵のイメージをもってくるのがすごくうまい。
それは、『稲中』のころからの積み重ねだろうか。

孤独についての描き方は密に入っていていい。
全体の物語としては、落とすところにうまく落ちたかな、という感じ。

タイトルの意味は、深海魚が多く含まれるワニトカゲギス目 - Wikipediaによる。

全4巻。
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0191『シガテラ』

★★★★★5
シガテラ (1) (ヤンマガKC (1193))
シガテラ (1) (ヤンマガKC (1193))
古谷 実

『稲中卓球部』とかのギャグ漫画を書いていた古谷さんだが、闇を描かせてもすごかった。
『パパと踊ろう』の地下沢さんが『預言者ピッピ』を描くように、ギャグ漫画というのはすごく難しいことなのだろう。それだけに、他の作品を描く力量がつく、もしくはある、ということなのだろうか。(25peso参照:人を笑わせることと感動させることはとっても良く・・・ギャグマンが関連で。)

憂鬱な青春時代が過ぎ去る『シガテラ』で一度すでに紹介している。
ここでは整合性のなさとか、物足りない、とか書いているけれど、今一度ざっとだが読み直してみるに、なんというか、過ぎ去った青春のごった煮というか、全体として立ち昇ってくるいろいろはものすごいな、そしてラストが今になっては染みるな、と思った。

あと、絵がうまくて、イメージを畳みかけてくるのがすごい。

南雲さんとの恋愛、そして闇に潜む暴力。

「ゆっくり愛でも語り合って歩こうか」
「え”え”〜〜〜」
「何よ!ヤなの!!?じゃあ どーするの?君が予定を狂わせたんだから ビシッと君が決めなさいよ!」
「ん・・・ん”〜〜〜〜?どうしよう・・・」

全6巻。
posted by B&M at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0190『ギョ』

★★★★4
ギョ 1 (1) (ビッグコミックス)
伊藤 潤二

確か、もうなかなか手に入りにくくなっているはずである。
映画化された『富江』や『うずまき』の作者さんの作品。
魚が陸に上がってきて、彼らは得体の知れない乗り物に乗っていた・・・。

華織「ああっ、もう!!
だんだん臭いが強くなってる!!
どういう事よ!?」

全体として、僕はこの話、好きです。

ギョ 2 (2) (ビッグコミックス)
posted by B&M at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0189『うずまき』

★★★★4
うずまき (1)
うずまき (1)
伊藤 潤二

うずまきを巡るコミックホラー。
この人の絵はコワイ!
次で紹介する『ギョ』で出会ったのだけれど、この恐さ、はまります・・・。

そして、さらに、
指紋がうずまきだと気づいた彼女は、
手足の指紋をすべて切り取ってしまったのです!

全3巻。
posted by B&M at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0188『安住の地』

★★★3
安住の地 1 (1) (BIC COMICS IKKI)
山本 直樹

現在『レッド』を連載中の山本直樹氏の漫画。以前投稿した0131『破戒』の画担当のほうの人。
映画『ありがとう』を見た。山本氏はこの原作を書いた人でもある。この映画、原作とは違っているところが多く、それはサブキャラクターたちが魅力的になっているということにあるのだな、と思った。インポの設定もなかったぞ。
でも、この『安住の地』あたりの作品になると、魂を込められているキャラクターたちが多数登場してきて、ちょっと面白いことになっているのかな、と思った。
ただ、何が描かれているのかわからない!
わかるようなわからないような、そのうちに物語は、ページは、進んでいる。
今作ではエロとグロが細かに描かれている。
にしても、やっぱり女の人をエロく描くのが天才的にうまい。
どこかのインタビューで、それは好きなことを描きたいからで、エロがなければやってられないからだ、というようなことを言っていた。基本的に作品を生み出す行為は苦しいものだということだ。

「日本に帰れるかな?」
「帰れるさ。あの山を越えれば空港だ。」

「空漠だ。」
「あれ、空港のほうだよね。」

「こっちに来るかな?」
「もっと近くで見たいな。」

「逃げないの?」
「あんたは?」

「今から逃げても一緒だよ。」(-p172)

安住の地 2 (2) (BIC COMICS IKKI)
山本 直樹
posted by B&M at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0187『ダーリンは外国人』

★★★★★5
ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
ダーリンは外国人―外国人の彼と結婚したら、どーなるの?ルポ。
小栗 左多里

日本語(というか語学)が堪能な外国人と結婚した日本人マンガ家のお話。

「あのー大根おろし・・・」
「あのねぇさおり・・・確かに一緒に食べるとおいしいかも知れないけど、うまくのせられなかったりとか今日は別々に食べたいとか、いろいろあるわけよ。」
「うん・・・そりゃそうだろうけどね・・・」よかれと思ってね・・・
「自由にさせてくださいな。」
そうなのだ。
相手に干渉しすぎない。
うちの場合これが最大のコツだと思う。

日本語と外国語の壁、日本文化と外国文化の壁、という、このインターナショナルな時代にとても興味深い話題が横たわっている上に、このエッセイ漫画は、男女ふたりの様々な恋愛模様(結婚生活)についても考えさせられるし、絵もかわいくてわかりやすい。
英語教師としては一度は読んでおかなければならないと思う。

ダーリンは外国人(2)
ダーリンは外国人(2)
小栗 左多里

雑誌『ダ・ヴィンチ』の別冊コミックダ・ヴィンチに連載中のはずなので、3巻もそのうち出るだろう。
posted by B&M at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0186『ポストマン』

★★2

ポストマン~MONOLOGUE OF THE DEAD LETTERS POSTMAN

ポストマン~MONOLOGUE OF THE DEAD LETTERS POSTMAN

  • 作者: 村上 龍
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2003/06/26
  • メディア: 単行本





絵は『あの金でなにが買えたか』とか『13歳のハローワーク』でコラボしているはまのゆかさん。
坂本龍一氏のオペラのために書かれたテキストらしいが、これだけではなんだか当たり前のようなことで、あまり伝わってくるものがなかった。

手紙とは、ミームのようなものだろうか。
いろいろ考えずに、我々にたくされた想い、思念と考えようか。

20世紀に書かれ、
相手に届くことのなかった、
無数の手紙。(chapter 1)
posted by B&M at 17:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0185『人は見た目が9割』

★★★3
人は見た目が9割 (新潮新書)
人は見た目が9割 (新潮新書)
竹内 一郎

人は見た目、つまりノン・バーバル・コミュニケーションのほうが大きいのだよ、ということを気づかせてくれる本。

小説はバーバルなものだ。
すごくバーバルなもの。
それに興味があるので、「そうでないもの」にも興味がある。

題名がすでに結論を述べていて、あとはそのディティールが思いつくままみたいにつらつら書かれている。
でも、それなりに面白い。
漫画表現、距離、色、表情、姿勢、背景などなど、「見た目」がいろいろな意味を持っていることを教えてくれる。

 最近、二十代前半ではマンガ家としてデビューし難いといわれている。というのも、マンガが高度になり、マンガ家として「この程度の能力があって当たり前」といわれるレベルが上がってしまったからである。(p73)

著者は演劇関係の人だそうで、その方面からの発言が興味深い。

ホームページに掲載されている教員の文章などを引いているところなどは感心した。
posted by B&M at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0184『このワガママな僕たちを』

★1
このワガママな僕たちを (角川文庫)
銀色 夏生

今は当たり前になっているけれど、短い文章と絵でぱっと何かを表現しようというような、大人のための絵本みたいな本。
(昔の、80年代くらいの)若い人の感性を、独特のタッチの絵(落書きみたいだけど)と言葉で表現している。

タケルちゃん、はりついてはなれない
タケルちゃん こーふんしてる(p110)

少々時代遅れな感じがする。
文章がくさい。
こういう本ならもうすでにあふれている、と感じる。
それとも僕が、もうそこから遠く離れてしまったのだろうか?
posted by B&M at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0183『幽遊白書』

★★★★★5
幽☆遊☆白書 (1)
幽☆遊☆白書 (1)
冨樫 義博

少年漫画の最高峰。
幽助ら4人の主要キャラクターたちに加え、敵キャラたちでさえも魅力的である。
終りに近づくにつれて、人生の憂いやはかなさとか、雰囲気が静けさに満ちて冴え渡ってくる。

「オレは浦飯幽助だ。生き返ろうが生まれ変わろうが他の何でもねェ!!」

富樫さんの絵はどんどん簡略化され、雑になっていくが、才能があるため読めてしまう希有な作家さん。
現在『ハンター×ハンター』を連載中で、そのことについてはこの頃『僕の小規模な生活』という漫画を読んだが、その中でも触れられている通り、連載中断になったりしていて勝手気ままが通っている。
でも、それでも物語が待たれているという、もうカリスマ以外のなにものでもないすごい人だ。

「お願いボクをすてないで」
「あははバーカ。もー手遅れよー」

少し大きめの版の「完全版」シリーズも刊行されている。
posted by B&M at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0182『DEATH NOTE』

★★★★★5
DEATH NOTE デスノート(1)
DEATH NOTE デスノート(1)
大場 つぐみ,小畑 健

大ヒット頭脳派ミステリー漫画。
少年ジャンプ誌上で連載されたこともあり、少年少女に影響大か。
諸外国でノートに名前を書く行為が流行ったりして、教育関係者などは難色を示したとか。
禁書になったりした国もあったと聞くが、日本はやはり寛大で、そういうことは一切なかった。
むしろ、その試みによって、生死について少し考えられた人もいるのではないか。
僕なんかは大いに考える材料になったのだが。

セリフが多い。
絵がうまい。綺麗。
構成がしっかりしている。
読んだ後、ライトの考えるモノローグみたいなのに強く影響された。
いかに講師から教師になるか、というようなことを考えていた時期でもあったので、ライトみたいな過剰な言葉でいろいろ頭を働かせた覚えがある。

まあミサがここから出ていけば
あとは電話一本で名前を聞き出せる
もういつでも流河を殺せるのと同じだ
やった・・・(「4巻 恋心」p158より)

全13巻。
posted by B&M at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月23日

0181『TV魔法のメディア』

★★★★★5
TV 魔法のメディア
桜井 哲夫

テレビにあまり依存していない(と思っている)僕は、こんな本を読んだりして、テレビを客観視したりする。
大学時代に読んだのだったか。本の内容は濃い。
個人的に、この著者の文章が好きなのもある。
みんな読んだらいいのに、と思う本。

テレビのいろいろな側面をわかりやすく、新書的に教えてくれて、読んでおいてよかったと思う。
哲学や社会学などにも触れている。

 すべて新しい文化は、低俗なものの中から起こる。

ちりばめられた写真も味があってよい。
posted by B&M at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0180『本当にあった笑える話 フードル★パラダイス編』

★★2
本当にあった笑える話 フードル★パラダイス編 (ぶんか社コミックス)
本当にあった笑える話 フードル★パラダイス編 (ぶんか社コミックス)
ふを 留実

フーゾクで起こるもろもろに関する体験談を、コミカルなタッチで描く。
基本、フーゾク文化は肯定。
こんなこともある、こんなことも、と現実を描く感じ。
社会の暗部で最も明るいフーゾクのいろいろが読めて興味深い。

お店にはたまにやくざさんがいらっしゃいますが・・・
ある共通点を見つけたんです!!
乳輪周辺まで刺青が入ってる方はかなりの確率で
乳首が性感帯のヒトが多いんです──

病気や乱暴の話などもあるが、司会の二人があっけらかんと進めて行くので読みやすい。(それはいいことなのか、どうなのか。)
posted by B&M at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0179『オトナの漫画』

★★2
オトナの漫画 (ビームコミックス)
オトナの漫画 (ビームコミックス)
泉 晴紀,ダークマスター

絵柄がオトナ。
ストーリー著者のところが、ダブルミーニングでよい。
笑うセールスマンとか、そういう感じのものかな。
飽きずに読めました。

おめーのように"自意識"がどーたら悩んでる奴は
女ひとり幸福に出来やしねえのさ
額に汗してちゃんと働けバカヤロ!!
posted by B&M at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0178『天下無敵の恋のオキテ』

★★★3
天下無敵の恋のオキテ
天下無敵の恋のオキテ

「理想と現実はかけ離れているけれど、理想は変化していく。」
「24時間のうち、恋にかける時間は24分の1ぐらいでちょうどいい。」
「人は愛する人を傷つける。人は傷つける人を愛する。」
「焦るほど目は曇る。」
こんなふうな2,3行の箴言が並んだ「コノ本、男子ノゾクベカラズ」とう本。
だが、性別関係ないオキテもあって、そうでないのもあって、楽しめた。

42男はことばより行動力。笑顔に惚れるな。背中に惚れろ。
44一流の男はむやみに女を抱かない。(オトコの選び方)

女の視点から見たオトコとして、勉強にもなる。
122は個人的にイタいなあ。

しかし、読者の投稿を並べてデザインしただけで1000円もするぼっ○くりの商売、Discoverさん、いい商売しすぎなのでは?
文庫ではない形にこだわったのかもしれないし、高級志向で、高いお金を払った代償でいい言葉を身体にありがたく思わせる、みたいな効果もあるかもしれんけど、でもやっぱり古本屋で100円で手に入れるくらいで僕にはちょうどよい。

148恋人同士のときならある程度の束縛もいいけれど、結婚したらつまらない束縛はしないこと。(結婚生活のルール)

今日、はじめての結婚式に出てきます。
この本を読みながら、恋愛について今まで自分が学んできたこと、これから辿って行くであろうこと、について思いを巡らしました。
posted by B&M at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0177『書斎の造りかた』

★★2
書斎の造りかた―知のための空間・時間・道具 (カッパ・ブックス)
林 望

父から自分の部屋をもらった(奪った)頃から、書斎ということには頓着していた。
自室には書棚があり、本が並んでいて、CDが並んでいて、ポスターが貼られていて。
その頃からものを書いていたから、創作のものがあって。

この本では、一人の思考人の書斎についてのいろいろなこだわりが知れて、よかった。
僕にとっては忘れられない、自分の書斎を夢見た一冊。
でも結局、書斎よりも、そこから生み出される何ものかのほうが重要なんだけど、やっぱり我々は形から入ってしまう。

 女の人から見れば、自分はこうやって二人の快い空間をつくっている、二人でここでいっしょに安らぎのときを持てばいいんだから、一人になる部屋なんて、そんな水臭いことはないじゃないかと、こう思うのが女の論理なのかもしれない。

0176『東大式麻雀に勝つ考え方』

★★2
東大式 麻雀に勝つ考え方―攻め・守り・状況判断の新セオリー (実用新書)
井出 洋介

麻雀はスポーツかもしれない、と思ってカテゴリーは「スポーツ」。
ルールがあるものにはセオリーがある。
それは勢い、人生に対してもそうだし、だから昔ハウツーなんてことが流行って、今はHacksとか言われている。
ともかく、その定式、方程式を知っているか知らないかで、場が読めるか読めないかとかも出てくる。KYになりたくなかったら、そういう大局を見れなくてはならない。
齋藤孝氏が、対人関係で、このヒトはここでこういう反応をする、ということをわかってないから、毎回同じことで喧嘩になったりする、というようなことを書かれていて、齋藤氏はしきりに「技化」というようなことをおっしゃられているが、それも似たようなことだろう。
これを読みながら、麻雀も奥が深いのだなあ、健康麻雀とかって、頭の体操にもなるしいいんだなあ、でも麻雀始めるのにもこれだけあるとはじめるのにも敷居が高いなあ、恋愛もそうだし、社会に出ること自体がそうだし、人間社会ってえらくめんどくさいですなあ。

 麻雀にも、囲碁や将棋の定石(跡)にあたる基本手筋があり、やはり、これらをマスターすることが上達の道であることは言うまでもありません。

でも、それも、面白い。
posted by B&M at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0175『悪魔のうたたね』

★★★3
悪魔のうたたね (ビッグコミックス ワイド版)
喜国 雅彦

エロネタ、時事ネタなどの御馬鹿漫画。
基本は四コマで、時々一コマ漫画。
昔二色刷りで2巻分で出ていたものの、一色刷り合本版。

「お前達、何をやってるんだーー!!」
(バン)

「ほ、ほんとにしてる奴があるか・・・」
「ギャグの基本を何だと思ってるのよ!」

結構楽しめました。
でも、くだらない。
ほんとにくだらない。
そのくだらなさが、とても楽しい。
posted by B&M at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月20日

0174『3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知』

★★★★4

3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知

3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知

  • 作者: ロビン シャーマ
  • 出版社/メーカー: 海竜社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本



自己啓発書。
文章がうまいなあと思う。
自然な感じで、強引なところがなく、英知が感じられる。

 秋の風に舞う木の葉のように人生を送り、その日の風の向くままに動くのはたやすいことです。すばらしい人生を送るためには、もっと意図的に、慎重に、情熱的になって、ほかのだれかのいいなりにではなく、自分の思いどおりに生きなければなりません。

各項目数ページずつで読みやすい。
トイレに置いておいて、少しずつ読んだ覚えがある。
今はこれのパート2を少しずつ読んでいる。

タイトルがいい。
ただし、原題は"Who will cry when you die?"である。
これは邦題の勝ちだ。

こういう本に書かれてあることをすべて実行できれば、僕は素晴らしい人間になれるのだろうか?

でも、日々飽きっぽく、欲求不満で、怠け者な僕には、そんなことは無理だ。

でも、すごく参考になるし、いくつかは意識的に、無意識的に、いつしか実行している。
posted by B&M at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0173『ファンタジー、おじさんをつつむ。』

★★★★4
ファンタジー、おじさんをつつむ。 (ビームコミックス)
ファンタジー、おじさんをつつむ。 (ビームコミックス)
しりあがり 寿

しりあがり寿さんの漫画は、どこか憂愁が漂っていて、馬鹿馬鹿しい作品でも、どこか切ない気持ちにさせる。

毎年、春と秋にはり出される、人事異動の名簿。
昇進の遅い、森下安夫課長にとって、憂ウツのタネだった。

あとがきで著者自身が書かれていることだが、「ヒトの想いから生まれたアヤカシ」が、痛みをやわらげる、という。
夢を見るからつらくて、現実がつらいから夢を見る。
それは時に、どこか邪悪で、後ろ向きな夢だったりもする。
この精進こそ美徳の世界において、こんなファンタジーたちは、(平和のためにカタルシスを得るのに)重要な作品なのではないだろうか。
posted by B&M at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0172『輝け!大東亜共栄圏』

★★★3
輝け!大東亜共栄圏
駕籠 真太郎

はっきり言って奇書怪書である。
エログロが大丈夫でないと、読むのをやめたほうがいい。
ただ、その過激な表現の中に、何か感じるところがあるから、僕は読んでしまうのだ。

見よ!
霊峰富士のごとき見事な大和便!!
体内には熱き日本精神がたぎっているのだ!!

いつだったか、この人の漫画を読んだのは、幼いとは言わないが、今よりもっと若かった頃で、学生の頃のことだ。
読んだあと、あるいは今まで、これからも、引きずることになった。
久々にブックオフの百円叩き売りコーナーでこの本と出会い、ちょっとした懐かしさとともに手にとったのだった。
この本と、山本直樹の昔のペンネームの漫画とは、僕の(異常な)精神形成に多大な影響を及ぼしているに違いない。
異常な、と書いておきながら往生際が悪いが、人は誰もが異常で、病気です。(と、例えば村上春樹氏が言った。)

慰安戦車といえども帝国陸軍の戦力である
責務は主力戦車に劣るものではない
日本精神を思い出せ!!

奇特なあなたは覚悟を決めてお読み下さい。
posted by B&M at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

0171『生協の白石さん』

★★★★4
生協の白石さん
生協の白石さん
白石 昌則,東京農工大学の学生の皆さん

笑いは、ユーモアは、哲学だ。
ということで、強引に「哲学」カテゴリーに封入。

 愛は売っていないのですか・・・?

 どうやら、愛は非売品のようです。
 もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。
 くれぐれもご注意下さい。


一時期話題になった、大学生協のひと言カードのやりとり。
それは、クレーマーへの対応の仕方の模範でもある。
学校においては、モンスターペアレンツへの対応の仕方。
でも、ちゃかすな、と、怒られるかも。

子どもが日記などを書いてくる。
返す言葉がいつもいつも教育的であってはつまらないかもしれない。
そういうときは、これを紐解いて、ちょっとユーモアを交えてみるといいかもしれない。

ユーモアって大切ですよね。
村上春樹氏のエッセイなんかにもこういうユーモアはちりばめてあって、春樹氏自身ユーモアは大事なもののひとつとおっしゃっていますが、僕もそうだと思います。
それで、プリントなどを作成する時は、生徒向けでも、教員向けでも、なるべくユーモアを忘れないようにしています。
職場での人間関係も、そういうのって大事ですよね。
posted by B&M at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月16日

0170『バターはどこへ溶けた?』

★★★★4
バターはどこへ溶けた?
バターはどこへ溶けた?
ディーン・リップルウッド

※ネタバレあり。

非常に読みやすい本で、『チーズはどこへ消えた?』と双璧をなす作品のようだ。
僕はこちらのほうが、『チーズ』よりは好きだなあ。(参考に(僕は未読):Amazon.co.jp: 『チーズはどこへ消えた?』『バターはどこへ溶けた?』どちらがよい本か?: 本: ダリオ マリネッティ

 いずれにせよ、本書はくり返して読むのにたえられるようには書かれていない。一度読んだら、どこかにうっちゃってもらえればありがたい。
そう書かれてある通り、ブックオフの100円コーナーで購入した。
けれど、この頃ある友人に待っているだけでは達成感は得られないについて指摘していただいたことについて考えるいい機会になった。
ここに書いていたことがずばり、この『バター』のテーマだ。
こういうことはなかなか答えが出るものではなく、AquaTimesの『小さな掌』を英訳したりしながら、少しずつ考えていたテーマだった。(たとえばE-Diary+25peso+: Small palm(3)。)
答えが出ない、それはこれを書いたあとでも同じような気もするけれど。

 動物のなかでも「インテリ派エリート」で通っているキツネは、つねに上昇志向だ。行動し、努力し、目標を達成することに生きがいを感じている。
ビジネス本の多くは、目標を数値設定し、それを達成するために行動し、努力せよと説く。

向上心のないネコは
ただのネコだ!
僕は今、すごく焦っている。
25歳という20代のインターバルに立って、周囲の友人たちや、偉人たちの同年齢の頃の業績が気になる。
何より、自分の人生に対して、自分が成すべき、成せるべきことをせずにいるのではないか、というおそれが常にある。
昔の自分が「思い描いた」自分になれているのだろうか?といつも自分に問いかけている。
走らない自分は悪だと思っている。
怠けは悪いことだ。
そうでしょう?
いつも怒っている。
「なんで掃除の時間に掃除をしない!A君やBさんはきちんとやっている。学校生活の中でたった10分間、自分たちの勉強する環境をきれいにすることがなんでできないのか!《怠けないで》きちんとやりなさい!」

それでも僕は常に休んでいる、怠けている、いつも100%ではない(という気がしている)。
もっとできそうだし、もっとできればもっと先へいけるはずなのに(という気がしている)。

時は残酷に秒を刻み、気がつけば今年ももう終りじゃないか。

そうしてバターを追いかけている。
バターを追いかけることをやめればいいのか?
向上心のないネコは、ただのネコだ!
・・・ただのネコになればいいのか?
それでいいのか?

この書物には、印象的な権力者が二種類出てくる。
キツネを狩る人間と、ネコに餌をやる人間とだ。
読み方によっては、この「分相応」を説く書物、この「足るを知れ」を説く書物は、権力に屈し、民は現状を維持せよと言っているように見える。

権力とはなんだろう?
この書物のキツネとネコにとっては、圧倒的に強烈な人間という強者が存在する。
でも、我々はキツネやネコではないのだ。
人間である。
ネコはバターを人間から与えられたが、人間は誰からどうやってバターを手に入れたらいいのか?
権力はどこにあるんだろう?
神、か?

人間にとってのカミサマ的存在は、自らのジュミョウや健康、自らが多数存在するがために生まれる社会、それを支える世界(自然)だろう。

ジュミョウの前で、人間はなんとか抗っているが、それに勝てない。
だから、それがやってくる前に満足すること、を目指している。

人間は、自ららが作り出した社会に、ときに、自ら苦しめられている。
でも、その中で成功すると、嬉しい。

風が吹き、地が揺れる世界におののきながら、生きている。
なんとかそれらを利用しながら、依って、立っている。

それら圧倒的な運命の前に我々は無力で、それらにおそれおののきながら生きるのは、さもしい。
けれど、我々はみな、火のついた車なのだ。
多くは、消えてなくなることを恐怖に思わずにはいられない。
消え去る前に何もしないでいることに耐えられるほど、意味なく生きられない。

ところで、話はちょっと変わるが、教育においてのバターは、と考えてみる。
理想的な生徒=バターを追いかけることは無益なことだろうか。
人間は自然と育って行くだろうか。
自然に任せていて、この社会はよくなっていくのだろうか。
そもそも、社会を作ること自体が、自然ではないのだろうか。
そもそもから運命に抗っている人間は、抗い続けることにしか光を見いだせないのではないか。

テクノロジーが人間を蝕んでいる。
人間は「ケータイを持ったサル」化するしかないのか。
テクノロジー過剰な現代において、そのテクノロジー社会で生きること自体が、人間を退化させていはしまいか。
その中で「自然と」バターを追い求めずに生きていたら、今の日本みたいな社会が出来上がるのではないだろうか。
人は、固体自体は滅びる運命にあるが、人類自体はどうかわからない。
次の世代へ文化を引き継ぎながら、生き延びている。

ほんとうの宝は、勝ち取るものではない
出会うものなのだ
友人とは結局、中庸を行けたら、というような話で落ち着いたのだった。
バターを追いかけると同時に、ネコのように寝っ転がって伸びたり縮んだりをする、ということだ。

でも、それらを共存させることは、今のところ僕にとって難しい。
火がついた車の側で、ゆうゆうと伸びたり縮んだりができるほど、僕は丈夫な人間ではない。

けれど、それができるかもしれない気配だけは感じている。
それが「悟り」で、永遠に人はそれに憧れながら生きていくのかもしれないな。
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0169『すぐに稼げる文章術』

★★★3
すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)
すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)
日垣 隆

稼ぐために書くための本。
「パンを食えさえすればペンの自由が手に入るというものではない(p189)」
売文人生、と(確か)スティーブン・キングは言った。

けっこう参考になるところは多かった。

 読者が前向きに考える余地を、文章の中にきちんと残す。このことは意外に大切なことだと思います。

僕はけっこう書き散らしていて、特にこの読書ノートなんてのは1000冊を達成するためにでたらめところもある。
毎回きちんと書いているわけではない。(そんな余裕はない。)
でも、検索窓もあるし、ただの読書メモ、読書記録、読書覚書としては役立つ。
時々、何かしら長いことを書くことがあるが、紹介している本の評価は星1つだったりする。

書評とは(1)本を買いに走りたくなる、(2)エッセイ自体が面白い、そのどちらかの要素を満たさなくてはなりません。

このブログは書評とは若干違うところもあるわけだが、この言葉はかなり自分のスタンスを改めさせられることになった。
僕の場合はそもそも(2)のほうを書きたいようなわけで、人に本を買わせたいわけではないわけだが・・・。

最後に、印象的な1文。
もし家族について一切書かないと自分を縛りつけていたら、私と家族との関わりは非常に希薄なものになったのではないかと思います。

大江健三郎氏もこのようなことで悩んだ時期があったのではないか。
posted by B&M at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0168『カワイコちゃんを2度見る』

★★★★4
カワイコちゃんを2度見る
カワイコちゃんを2度見る
福満 しげゆき

福満氏は、精神が不安定なときは読まないほうがいいかな、というような、か弱さが滲み出てくるような絵を描く人だ。

それは、描かれる人物達の目と、この細い線から最も感じられるものだけれど、それだけじゃなくて、もう、話とかなんかも、すごい。

「日本のアルバイト」は、ゾンビ好きな僕としては面白く読んだ。
「日本にゾンビがいたらこんな感じかな」というコンセプトで作られたそうだが、うんそんな感じかも知れない、と思った。
高齢化社会だしね。(いろいろ不謹慎な発言には目をつぶってください。)

「まず上司を殺して次に妻を殺す!
アイツらがどんなにオレにプレッシャーをかけたか・・・
だからこんなふうにはりついちゃったんだ・・・
たのむ!復讐させてくれ!!」
「・・・部活とかあるから・・・」

この表紙の女の子にぴんときたら、読んでみたらいいと思う。
posted by B&M at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0167『ビー・キュー アウトテイク集』

★★2
ビー・キューアウトテイク集THE ROACH BOOK (Beam comix)
ビー・キューアウトテイク集THE ROACH BOOK (Beam comix)
カネコ アツシ

バーベキューとB級をかけたような名前の作品集。
アウトテイク集ということで、『ビー・キュー』前2作が存在するのだが、そちらは未読。
そのうち手に入ったら。

ちっくしょう!!
こんなバカどもと同じ宇宙に生きているなんて許せねえ!!
全員ブッ殺してやる!!


ところで、カネコアツシ氏の本はけっこう前に集中して読んだのだのだが、読んだものは今回一気に紹介した。
空間コミックビーム:カネコアツシによると、この『ビー・キュー』シリーズが最も若い作品集のようだ。
このシリーズの名前は、『BAMBi』で三姉妹として出てくることになる。

参考に:
空間コミックビーム:漫画家に訊く! 〜ぶっちゃけそのへんどうなんスか!〜 第11回 カネコアツシさん part.1
空間コミックビーム:漫画家に訊く! 〜ぶっちゃけそのへんどうなんスか!〜 第11回 カネコアツシさん part.2
空間コミックビーム:漫画家に訊く! 〜ぶっちゃけそのへんどうなんスか!〜 第11回 カネコアツシさん part.3
posted by B&M at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0166『アトミック?』

★★2
アトミック? (Beam comix)
アトミック? (Beam comix)
カネコ アツシ

宇宙的な、エイリアン的なところを追求した作品集。

落とすってのは物語の本質のひとつだと思っているので、何が何でも落とします。(「ATOMIC?の手引き」)
posted by B&M at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0165『Hunky×Punky』

★★2
Hunky×Punky (Beam comix)
Hunky×Punky (Beam comix)
カネコ アツシ

ハンキーとパンキーのロックでわりー日常。

ところでカネコアツシさんの漫画は目がちかちかします。

「あ"── なっ なにかわりーことしてーなあハンキー」
「おう!青春のやるせないひとしずくだよなパンキー」
posted by B&M at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0164『R』

★★★3
R
R
カネコ アツシ

現在連載中の『SOIL』ではまって、『BAMBI』が面白く、この短編集『R』も楽しく読んだ。
シュールというか乾いた感じというか、はまると病みつきになる。

アメリカ的、なのだろうか。
ファーストフードや共感的なこと、共同体的なことを解体していって、ポップに、ロックに破壊する。
でも、どこか笑っている。
作者は真剣なのだろうか。
アンディー・ウォーホルみたいにイメージを遊んでいるようにも見える。
そのあたりがはまると、読んでしまう。
ただ、繰り返し読まれるのに耐えうるかどうか・・・。
まあ、あとがきで、作者も「どこから切ってもなんの意味も無い」と言っているが・・・。

どうフクちゃん?
これなら友達でいてくれる?
posted by B&M at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0163『初期のURASAWA―浦沢直樹初期短編集』

★★2
初期のURASAWA―浦沢直樹初期短編集 (ビッグコミックス ワイド版)
浦沢 直樹

初期作品集だが、結構面白かった。
才能ある人っていうのは、すごいなあ。

私達、パンツ脱いでいくら!!
パンツ脱がなきゃ、お金稼げない!!
posted by B&M at 08:47| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月14日

0162『BAMBI』

★★★★4
バンビ (1)
バンビ (1)
カネコ アツシ

カネコアツシ氏のパンク・アクション漫画。
カネコアツシ氏は現在『SOIL』を連載中だが、独特の絵の乾いた、ポップなタッチと雰囲気が読ませる。
魅せる。
ひとくせあるキャラクター、ちょっとグロいところもあるアクション、テンポ。
6巻+エピソード集零で語られることは、クライマックスでじじいたちが語ることと重なっていく。

夢だ理想だって騒ぐから
どいつもこいつもワケ判んなくなっちゃうんじゃねぇかなあ?
犬猫みたくただ生きてるってだけでいいじゃねぇか・・・・・・?
なあ?


BAMBI バンビ [少年向け:コミックセット]

番外編:
BAMBi 零 alternative(通常版)
posted by B&M at 01:22| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月09日

0161『Private opinion―Banana fish another story 』

★★★★4
Private opinion―Banana fish another story (別コミフラワーコミックス・スペシャル)
Private opinion―Banana fish another story (別コミフラワーコミックス・スペシャル)
吉田 秋生

名作漫画『BANANA FISH』の別冊。
昔々、高校生の頃、彼は恋人に勧められてその本を読んだのでした。
あの頃は『BASARA』なんかも流行っていて、少女漫画と言えどすごかった。

もっと自分自身のことをさ
もう少し 自分本位になってもいいと思うんだ
君 まだ17じゃないか おれを見てみろよ・・・
おれなんかもう25だぜ!
来年は6なんだ
2浪したうえ2回留年してるから・・・
まだ このありさまだぜ!
でも おれはそれでもいいと思ってンだ
いつか必ず もっと真剣に自分以外のことを考えなきゃならない時がきっと来る・・・
それまでは自分の気持ちになるべくさからわないようにしたいんだ


25歳、25pesoにじゅうごぺすとりぃ・・・。
posted by B&M at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0160『小さな世界』

★★★★4
Image
小さな世界 (バーズコミックススペシャル)
小路 啓之

次のコマの予測ができない。
他の作家さんとは別の世界から作品を届けている感じ。
どこの国かわからないようなアニメ世界の中で繰り広げられる、人と人との人間模様。
ファンタジー色が強いためか、出てくる人たちはみんな「子ども」の印象を受ける。
老成、老獪はいない感じ。

でも、この感覚はすごいなあ、と思いながら、読み終えました。

『イレイサー・ヘッド』は『マインド・アサシン』のパロか。
でも、昇華させてるんだよなあ。
ちょっとシモも入るけど、グロテスクではないし。
なんか動物園みたいな、「営み」みたいな自然さを感じる。

でも

私のフライパンは
敵を知らない

こうして日々
食いブチは
減っていく

腐っていく親を見るのは
忍びないので
引っ越ししました
posted by B&M at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0159『マイリトルタウン』

★★★★★5
Image
マイリトルタウン
柴門 ふみ

子供達と幸せな時間をこの団地で過ごせたんだ・・・
それで十分じゃないか。
かあさん
子供達にはそれぞれの生活があるんだよ。


団地を巡る連作短編集。
様々な人々に光をあて、飽きない。
25peso | 心を病むでもこの本を引用した。

「世の中には花をひっこ抜き道をならして道路を作る人間と、花を育てて花壇を作り、人々に心の安らぎを与える人間がいる。どっちも世の中には必要な人間なんだよ。」


群像劇というのはじーんとくる。
と同時に、この世界にはいろんな人が生きているのだなあ、と思えて、楽しい。

「さっちゃん働きすぎ・・・」
「ゆくゆくはお店持つんだもの、今の仕事の人脈がのちに全部役立つのよ。そう考えたら働きすぎってことないわよ。」
 公務員にはあたしの夢が理解できないんだわ・・・。

このあとに来るエンディングは笑えました。
どうか、お幸せに!!
posted by B&M at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0158『読書力』

★★★★4
読書力 (岩波新書)
読書力 (岩波新書)
斎藤 孝

駅伝審判をしていて、海風に吹かれながら後半外で読んだ。
といっても、昔読んでいたし、著者の本を読むのははじめてではないし、けっこうな量を読んでいるので、すらすら読む。
他の「齋藤孝本」と同じで、面白い。

一日で読み終える強烈な読書もまた、体験と呼べるものではあるが、私の感触では、長編が毎日の生活の中で習慣として染み込んだときには、後から振り返ったときに、深い体験として感じられる。あの頃はあの本を読んでいたなあと思い返すのである。(P96-97)
そういう体験をこの頃はしていない。
明日に持ち越すことの労力が面倒くさくなっているのだ。
毎日の「スキマ時間」でやれるようなことに関心がいっている。
マルチタスクを目指しているのか。
posted by B&M at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

0157『blue』

★★2
Blue (Mag comics)
Blue (Mag comics)
魚喃 キリコ

女子高での、女の子同士の恋の話だった。

クールで寒々とした絵、というか、線が簡潔で、コマとコマの間の動きが途切れているのがこの人の漫画の特徴。
一コマ一コマが写真みたいにぺったりと貼り付いている。
それを補うのが言葉の力で、全体として、ほんとうに、独特の世界をつくり出す。

僕はもちろん女子高なんて行ったことがないし、同性愛もしたことがないけれど、すっと入り込んで、こんなものなのかな、と感じることができた。

こういう作品鑑賞の経験が、豊穰な世界をもたらしてくれるかもしれない。

あるいは時に、それは偏見という誤謬を生む場合もあるが。

渡辺
そうゆうの
言うんだったら他の場所(とこ)にしたらいいじゃん



復刊版:Amazon.co.jp: blue: 本: 魚喃 キリコ
posted by B&M at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0156『さよならみどりちゃん』

★★2
さよならみどりちゃん
さよならみどりちゃん
南 Q太

主体性がない、優柔不断な、美人な女の子の恋の行く末。

もっとたくましくなりたい。
そう思うとなんか力がわいてくるかんじ
あたしはたぶん大丈夫

主人公の夕張ゆうこ(20)は、ほんと、いそう!という感じがして、最後まで破綻なく読めた。
ただ、物語の最後での変化がけっこう唐突な印象があった。
それは、進行していく話の中で、フラグがきちんと描けていなかったこと、伏線がきちんとこちらに伝わってこなかったことが原因なのだろう。
僕の読みに問題があるのかもしれない。

あと、まわりの人たちもきちんと立っていた。
ユタカの描き方も、うまい。
いそういそう、という感じ。

映画化もされている。
今度借りてきて見てみよう。
:: さよならみどりちゃん ::
星野真理主演。
岩佐さんが出ている。みどり役?ふーむ。
あんま期待せずに見よう。(いや、語弊があるな。完璧完全完成された作品を期待して見るのはやめとこうという意味。役者さんたちも発展途上やろうし。青春恋愛映画やし。『ハチクロ』もそうだったけど、そういう映画の楽しみ方もあるんです。)
posted by B&M at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0155『おしゃれなヌード ちんかめ3』

★★★★4
おしゃれなヌード ちんかめ〈3〉
おしゃれなヌード ちんかめ〈3〉
内藤 啓介

「ちんかめは、やっぱり、発明だと思った」リリー・フランキー

何がそんなに発明なのだろう?
と思いながら眺めてみる。
確かに、きれいだ。キュートで、ポップだ。
昔のヌードは身体そのものの美しさを求めていたように思う。
美術館ではただ裸の石膏がたたずんでいる。
現代のヌードは、装飾品を使って身体とものとの関係を綺麗に見せる。
タトゥー、ネックレス、かわいい下着。
色彩が鮮やか。ページをめくるたびに、色合いが変わるように計算されている。
女の子の身体×もの というコラボ。
例えばギター、バイク、抱き枕といった感じ。

今や、乳出しヘア出しは当たり前になってきたなあ。
化粧も進化し、整形なども進化し、みんな、きれいだ。

女の子がヌードを見ると、また別に視点で見るんだろうな。
その視点を、僕は持たない・・・。

ところで、この本の題名は、はじめに男の性器の先っぽを連想させたのだが、どうやらカメラマンの愛称由来らしい。
裸と羞恥 〜なぜ恥ずかしいのか?〜さんとこより。
このページ、冒頭にちんかめについて女子学生がかわいいと言って買っている、というような話しからはじまっているが、なかなか面白い。
「はじめての性教育」とかもあった。
ただ、このページ、ホームがどこかわからない。更新も2002年のもの。
posted by B&M at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月01日

0154『おかあさんとあたし。』

★★★★4
おかあさんとあたし。
おかあさんとあたし。
ムラマツ エリコ,なかがわ みどり

どこか忘れていた感覚。
懐かしいような感覚。

すごくやさしい絵と、言葉が織りなすおとなの絵本。

世にはモンスターペアレンツ、馬鹿親、と言われる人々が増えてきている、と言われる。
技術、テクノロジー、新製品、美容、
様々な現代の事物の中で、どこか壊れていっている家族。

k.m.pの名前の由来にはちょっとびっくりさせられますが、いい本です。
ほっこりしました。

だから、
近所のいろんな「おかあさん」たちが
「うちの子は甘やかして育てて失敗したよ!」
なんて話してるのをきいて、びっくりした。
失敗する「おかあさん」もいるのか、と・・・。」

posted by B&M at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする