2007年09月19日

0088『座右のゲーテ』

★1
座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本 (光文社新書)
座右のゲーテ -壁に突き当たったとき開く本 (光文社新書)
齋藤 孝

世阿弥、ニーチェ、ドストエフスキーといったものを座右の書とする斎藤氏の「ゲーテ本」。
もちろんゲーテも座右の書。

「人類最高レベルの資質を持った人間」、「一人の人間が生れて死ぬまでの間にどれだけ自己を豊かにさせることができるか」ということに挑戦していたかのようなゲーテを、斎藤孝さんがわかりやすく解説してくれる。

2.自分を限定する
4.日付を書いておく
12.使い尽くせない資本をつくる
など、ためになる。

実は私は、手帳は捨てない主義だ。(4.日付を書いておく)

※斎藤孝氏の手帳術について、こちらで読むことができます。
Koyomi365 | 時間管理の達人
また、『三色ボールペン情報活用術』に斎藤氏の手帳の中身が少しだけ写真で載っています。
posted by B&M at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0087『生き方のスタイルを磨く』

★★★3
生き方のスタイルを磨く (NHKブックス)
生き方のスタイルを磨く (NHKブックス)
斎藤 孝

スタイル、技化、型。
「要は教育というのは型にはめる作業なんだ」なんてことを考えたこともある。
同時に、型にはまることを嫌がる、そういう自由な魂としての子供をイメージする。
それを無理やりに押し込もうとして、殴って蹴って食事を与えず、大人しくなった頃には魂が死んでいるが気にしない大人たち。

この前九州を旅行した時、ウルトラマンなんたらで、気球の中に怪人がいて、その怪人は子どもたちの魂を喰らう、という話を見た。
母親たちは子どもたちが「いい子」になると、こぞって気球に子どもたちを乗せようとする。
デモ行進などをして、気球を我が街に、などとやったりする。
ウルトラマンの隊員たちが危険ですから、と訴えても聞こうとしない・・・。
すげえなあ、風刺だなあ、と思った覚えがある。

無理矢理には、型にはめようとしないことだ。
と思う反面、僕はしばしば生きるのに苦しむことがある。
手本がなく、模範がなく、宗教もない、日本という国で。
村上龍氏などは、バブル、空白の10年を経た日本で希望がないというようなことをおっしゃられている。

自分のスタイルは自分で見いださなければならない。

そのスタイル発見・スタイル作りの参考になるであろう本。

個人的にはバルザックが黒い液体で百万馬力、なところなどが印象的。

大きく言えば、たよりきる宗教を持たない者でも、自分の人生を安心して受け入れ、他人の生き方を寛容に味わうことは十分できる、そうした理論をつくることがねらいである。(あとがき)
posted by B&M at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0086『天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法』

★★2
天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法
天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法
斎藤 孝

0085『天才の読み方』に続いて、「私は、天才と呼ばれる人の伝記や記事を読むのが好きだ。(はじめに)」という斎藤氏の天才論続き。

黒澤明、ビル・ゲイツ、宮崎駿といった人々の「天才」性の秘密に迫る。

25pesoブログのほうで書いた(点と線5×5=ビンゴ)、「盗作、パロディ、パクり、引用」といったことを考えるのを助ける記述があった。(点と線2に書いた)。
斎藤孝氏自身、さまざまな引用により著するスタイルを持っている人だが・・・。
それを盗作だとか、パクりだとかいう前に、我々自身がこうして使っている言葉もオリジナルのものではないのだよ、という問題・・・。
むしろ、パクりOK、コラージュOK、引用OK、問題はそれらを用いて新しいことを、魂を、感動を結果的に書けたかどうか、なのではないだろうか・・・。

そして斎藤孝氏の本で、僕は確実に新しいことを知ったり、成長したりできているのだ。

結論から言ってしまいましょうか。それは、憧れの存在が、自分自身のブレイクスルーのチャンスを潰してしまいかねないということ──。(p182)

文庫版:天才になる瞬間―自分の中の未知能力をスパークさせる方法 (青春文庫)
posted by B&M at 20:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

0085『天才の読み方』

★★★3
天才の読み方 究極の元気術 (だいわ文庫)
天才の読み方 究極の元気術 (だいわ文庫)
斎藤 孝

「天才は「何の苦労もなくやりとげた人」でもないし、「変人」でもない。
確固とした「自分のスタイル」をもち、「工夫」を積み重ね、「エネルギー」の出し惜しみをせずに、「膨大な量」の努力や仕事をやりとげた「上達の達人」である。
ピカソ、宮沢賢治、シャネル、イチローという不世出の天才に学ぶ、誰もが実践できる人生の上達術!(裏表紙より)」

斎藤氏は、いろいろな知的技術などを「技化」し、スタイルにしよう、と努力されている人である。

本書は、天才たちの仕事スタイルについて追求している。
天才は天才だから天才なんだ、という考え方もあるけれど、自分の生活の参考にして、取り入れられる部分もあるものだ。
僕は天才ではない。
お父さんお母さん、期待に応えられなくてごめんなさい。
でも、それなりにこれからも努力していこうと思っています。

 最近、若い人と話していると、自分は天才だと思い込もうとしている人もいますし、そう公言する人もいます。学生たちのなかにも「俺は天才だ!天下を取ってやる」とレポートに書く者もいますが、その前に「頼むから天下より先に単位を取ってくれ」と声をかけたくなるほど、具体的な工夫、具体的な努力に欠けています。具体的な努力をしないことを、天才の指標としたがる人が多いことがこんな身近な例からも良くわかります。
posted by B&M at 20:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする