
ショートカッツ
古屋 兎丸
1,2ページで終わるショートショート集。
デフォルメされた女子高生たちで全編彩られている。
いろいろなアイディアで埋め尽くされていて、最後まで飽きずに楽しめる一冊です。
みんな、聞いたかいっ!!
かおりはこのW女学院帰宅部のほこりだ!!
死の直前までイミないパープー話をして・・・
女子高生をまっとうしたんだ!!
かおりのために、
みんなで部歌をうたうよ。
今まで紹介してきた古屋兎丸
みんな、聞いたかいっ!!
かおりはこのW女学院帰宅部のほこりだ!!
死の直前までイミないパープー話をして・・・
女子高生をまっとうしたんだ!!
かおりのために、
みんなで部歌をうたうよ。
新書程度であれば、慣れれば行きの電車30分で読み終えることができるようになるでしょう。
「ここに漫画の新しい可能性がある」のかそれとも、「おっさん達が若い娘をもてあそんでる」だけなのか。
先生の
孤高の花を
包んでくれる人が
現れてれば
いいなと
思う
本書を読むことは、「語られている中身」に対して「語る方法」がどんな効果を及ぼしているかを考える機会になるだろう。(序文)
陳腐な「内容」の物語に感動を求める風潮に辟易している読者に、『コミック 文体練習』は、ひたすら「形式」に徹することから生れる快楽を与えてくれるでしょう。(訳者あとがき)
新書を創刊してまだ半年だが、思ったことは、ただ一つ「新書は楽しい」につきる。新書は、どんなテーマのものを入れてもサマになる。読者の反応(売れ行き)が単行本より素早く、新聞や雑誌、テレビで紹介される頻度が高い。歴史的なベストセラーや名著が出現して社会的注目度が高い。各社、テーマや著者選びに、しのぎを削っているムードがあって競争心に自ずと火が点きやすい。気分は「よそも頑張ってるなあ。うちも負けないよ」である。(幻冬舎新書編集長 志儀保博)
実は私は、手帳は捨てない主義だ。(4.日付を書いておく)
大きく言えば、たよりきる宗教を持たない者でも、自分の人生を安心して受け入れ、他人の生き方を寛容に味わうことは十分できる、そうした理論をつくることがねらいである。(あとがき)
結論から言ってしまいましょうか。それは、憧れの存在が、自分自身のブレイクスルーのチャンスを潰してしまいかねないということ──。(p182)
最近、若い人と話していると、自分は天才だと思い込もうとしている人もいますし、そう公言する人もいます。学生たちのなかにも「俺は天才だ!天下を取ってやる」とレポートに書く者もいますが、その前に「頼むから天下より先に単位を取ってくれ」と声をかけたくなるほど、具体的な工夫、具体的な努力に欠けています。具体的な努力をしないことを、天才の指標としたがる人が多いことがこんな身近な例からも良くわかります。
海にせなかを向けてはあぶないよ!
というより道はおれが質に入っているってわかっているのか?0030『夕凪の街桜の国』や0076『ぴっぴら帳』のこうの史代さんによる、解消なしの夫・荘介と、ノー天気な妻・道の、「心にしみる54のプチ物語(裏表紙)」。
「道、おまえって馬鹿だなー。曇ってるっていま言ったのに。
ほんと馬鹿。おれなんかと結婚しちゃってさ。
・・・今さらイヤだって言ってもおれもう別れてやんないかもよ。」
周囲に同調しすぎて自分を見失いかけている
多くの学生、OL、サラリーマンたち。
同質社会・日本で、一人で生きられる能力をもつため、
孤独のすすめを説く。逆に、「人並み」から外れた
「不登校、引きこもり、パラサイト・シングル、生涯独身、
シングル・マザー、超OK」と著者はあえて擁護する。
時代を拓くカウンセラーが臨床経験などをもとに、
どうしたら一人になれるのか、こころの声を聞くスキル、
孤独を深めると、どのような人生が開けてくるのかを語る。
(カバー折り返しより)
私は、一切の雑多なことを忘れて、自分の心の奥へ奥へと、深く深く沈潜していく時間が一日の半分くらい確保できないと、次第にストレスが蓄積してきて、無性にイライラし始めてしまう性質(たち)なのです。(p12)0074『遠い太鼓』に描かれていたような、言葉の通じないヨーロッパの地で誰にも会わず、ただずっと走ることと翻訳と小説を書くことをし続けた村上春樹に憧れた。
孤独を癒すことのできる、ただ、一つの道。それは、孤独から抜け出すことではなく、より深く、より深く、その孤独を深めていくことだ。
私 園山ふたみ14歳ここに紹介している『蠢動』『続蠢動』の2冊しか世に出していない園山氏の貴重な作品集。
中学3年生です
でも中一の夏からずっと
学校へは行ってません
どうして?
とよく聞かれますが
私にも分かりません
「あ かわいい。 かわいい。 小物屋さんみたい。」でも、それもまた愛おしい。
「赤井さん それは買いやすいパッケージの コンドームです。」
(かわいい。)
ピッピが神を理解してくれることを・・・絵はちょっと下手。でも上手い。どっちなんだ。黒田硫黄さんみたいなもんだと言えばいいのか。
短歌は初心者のころのほうが楽しいんだポップに短歌を楽しんでいく。
つくればつくるほど苦しくなる
とことん苦しくなるくらいやってみろよ
それが才能あるやつの務めなんだから
ところが、今の世の中、下手をすると偏っているということ自体がなにか悪いことのように言われてしまいます。オタクとかマニアと呼ばれて、排除されるような雰囲気があります。
タカ ほんで、もう高校バラバラですけど、週末はどちらかの家で「とりあえずネタをやっとこう」って。ま、ボクが半ば強引に誘ってたんですけど。で、1週間ずうっと、授業中とか空いた時間があるとネタを考えて、それを持ち寄って。8ミリビデオ持ってね。
何かしなければならないことがあるとき、自分ひとりでやり遂げるのと、誰かの手を借りてするのとでは、どちらが「偉い」って感じますか?どちらが価値のあることだと思っていますか?1000円という価格設定に驚かされるが、それは絵本というものを「簡単に読めてしまう媒体」としか捉えていないからだろうか。
喧嘩すること。
我慢すること。
つい比較しちゃうこと。
嫉妬すること。悔しいって思うこと。
ハルチンはハルコといって
もうすぐ23歳になる
そして思った
「あたしももう大人なんだしちっとは女らしくなってみたいもんだ。」
「やれやれ・・・クリスマスクリスマスとキリスト教徒でもないくせに」
「まったくねえ・・・日本にはもともと八百万(やおよろず)の神々がいてそれぞれに合ったまつり方をしてきたんですよ・・・それを今さらひとり増えたぐらいでつべこべと・・・あんたそれでも日本人かい?!」
どーん
「オレかい!?」
一緒の空間にいて、相手がそこにいることは分かっているのに、あたかも誰もいないかのように振る舞い合うーーそうした気まずい空気を過ごすよりは、さっと世間話をして、気持ちを交わし合って別れる。そのほうがずっと気分がいい。(p45)
四十歳というのは、我々の人生にとってかなり重要な意味を持つ節目なのではなかろうかと、僕は昔から(といっても三十を過ぎてからだけれど)ずっと考えていた。村上春樹氏が『ノルウェイの森』や『ダンス・ダンス・ダンス』を書かれていた頃のヨーロッパ旅行記。
非常に意志力があると見える人でも、実は脳を使いっぱなしにしているのではなく、ある期間は自動運動している。(p78)
もうこれ以上読めないと思ったら、迷わずすぐに読むのを中断して下さい。ブックオフの100円コーナーで出会った作品。
きみにはさいのう
がないのでもうやめ
なさようなら
てづか(没のオバケー完結編ー)
これよりあなたの頭に
Wsamaru2001をインストールします。
続けますか?
形の上での責任遂行は、教育機器にも劣ると知るべきである。
嫁さんのマンガのすごいところは、マンガを現実からの逃避場所にしていないとこなんですよ。
桜の花が好きだ でも なんでだろう1年前、『ハチミツとクローバー』第10巻が発売され、物語は終わった。
散ってしまうとホッとする
消えていくのを惜しむ
あの切ない気持ちから解放されるからだろうか
「ねえ先生?」分析的に読んでみる。
「んーー?」
「私ずっとこのままなのかな。一生このままずっとひとりぼっちだったらどうしよう?」
側にいる人間が揺らいだら
溺れてる人間が掴まるものが無くなってしまうだろ?
「おみゃあが出してる学級通信と区別つかんわや」『ダ・ヴィンチ』2007年9月号にこの本の広告が載っていた。
現在は妥協して、カードを山ほどつくっているけれども、カード・システムに避けがたくつきまとう非人間的な要素を、なんとかして弱くしようと努力している。この本も講談社現代新書なので、以前の表紙の写真を付け加えておく。
これはむしろ、精神衛生の問題なのだ。つまり、人間を人間らしい状態につねにおいておくために、何が必要かということである。かんたんにいうと、人間から、いかにして《いらつき》をへらすか、というような問題なのだ。整理や事務のシステムをととのえるのは、「時間」がほしいからでなく、生活の「秩序としずけさ」がほしいからである。(p95、《》内引用元では傍点)